

父の日
父の日のかいな辺りに注射痕 6月の第三日曜は父の日です。昨日、娘たちに孫の画像を転送できるモニター機器を貰いました。タイムリーに孫の写真が見れるという算段です。 さてさて、本日の父の日といえば、小生はワクチン接種に専念しておりました。日曜日返上ですが、高齢者の笑顔に救われました。 一方、父のプレゼントに好評なものの一つに、ウナギの蒲焼があるとか?実家の父親へは、ふるさと納税を利用して、そのウナギの蒲焼を送った次第です。 本日のワクチン接種の一人に、今日が誕生日だという人がありました。ワクチン接種が正に父の日のプレゼントならぬ誕生日のプレゼントとなった様です。


二回目ワクチン接種
副反応出れば嬉しやワクチン後 ファイザー社製のワクチンは2回接種が前提で承認されています。昨日、その2回目の接種を自身に行ってきました。 標準的には 20日の間隔をおいて2回接種 ・1回目の接種から間隔が20日を超えた場合はできるだけ速やかに2回目の接種を実施するとしている。 しかし、千葉大学の臨床試験においては、3週間を超えた場合の方が抗体価が高かったとの報告がなされている。 今後接種を進めていく中で、様々な事情で3週間を超えた場合には、 こうした情報も参考となると考えられる。 一方、発熱などの副反応は2回目接種の方が頻度が高いことが報告されている。副反応は、男性より女性が、高齢者より若者の方が頻度が高いと言われているようだ。抗体価も副反応に比例して高いとか?小生の副反応といえば、1回目同様接種部の痛みのみ、抗体価の方は如何に?


いのちの停車場
春の泥跳ねて中古の往診医 昨日公開の「いのちの停車場」を観てきました。在宅医療に身を置くものとしては、やはり一見の価値はあるとの判断です。 主人公の在宅医療を行う医師・咲和子を演じるのは、日本を代表する女優である吉永小百合。東京の救命救急センターで働いていた咲和子は、ある事件をきっかけに、故郷の金沢で「まほろば診療所」の在宅医師として再出発をする。 様々な事情から在宅医療を選んだ患者と出会い、戸惑いながらも、まほろばのメンバーと共にいのちの一瞬の輝きに寄り添っていく。柳葉敏郎演じる膵癌末期の患者との別れ等々....。 小生も今、看取り期にある膵癌末期の患者がいます。在宅医療には正解はなく、それらに携わる医師、患者、その家族の考え方が反映されます。この患者さんはドクターのお母さまです。ドクターである娘さんは、在宅での看取りを希望され今日に至っております。

コロナワクチン接種
外つ国の小瓶整い柿若葉 昨日、金沢市の高齢者に対してのコロナワクチン一般接種が始まりました。最初の10日間は、トライヤル期間と称し、各クリニック12瓶の配給性です。 当クリニックでも、昨日10人の接種を行いました。トライヤル期間は、1瓶から5人分取れる注射器の配給となり、26日以降は6人分の注射器となります。 そこで問題なのは、当初の予約開始時は5人枠での設定をしておりましたが、今度は6人での組み換えとなります。しかも、首相は7月末までの希望者全員の2回目接種を明言。現場無視の発言に、こちらは枠を増やしての組み換えとなります。 そして、我々最末端のクリニックの医療従事者は、高齢者の開始日と同日での1回目接種となりました。何だか腑に落ちぬ工程表。ふんだんにワクチンが入ってくると、今度は尻を叩く様に、どんどん打てと....。誰が何処で、どう打つのでしょうか?日常の診療も行っている医療従事者を無視した為政者!この国は大丈夫なのでしょうか?


キジも鳴かずば撃たれまい
求愛の雉は鳴くとて撃たれまい むかしむかし、犀川のほとりに、小さな村がありました。この村では毎年、雨の季節になると川が氾濫して多くの死人が出るため、村人たちは大変困っていました。 この村には、弥平という父親とお千代という小さい娘が住んでいました。お千代は重い病気にかかっていました。弥平はお千代のために一掬いの米とあずきを盗みました。しかし、お千代の歌から弥平の盗みがばれ、罰として人柱になってしまいました。 お千代は泣き続け、ある日を境に何もしゃべらなくなってしまいました。ある年の事、一人の猟師がキジを撃ちに山へ入りました。そしてキジの鳴き声を聞きつけて、鉄砲の引き金を引きました。そこには撃たれたキジを抱いたお千代が立っていたのです。 「キジも鳴かなければ撃たれなかったのに」という言葉を残してお千代は姿を消してしまいました。これは、石川県に伝わる民話です。今日、実家の山ではオスのキジが鳴いていました。どうもこちらは、求愛行動の様ですが....。


たけのこ狩り
一夜明けコロナも竹も背を伸ばす 本日、実家へ恒例のたけのこ狩りに行って来ました。昨年も、コロナ禍での作業でしたが、もう一年たったのだと、ひしひしと感じております。 天候不良にて明日にしようかとも考えておりましたが、実家より放置するとたけのこが竹になってしまうとの連絡があり、急遽決行とあいなりました。 一体、たけのこは1日でどれくらい伸びるのでしょうか?1日で1メートルも伸びたケースもあり、それ以上に伸びた記録もあることから繁殖力の強さを実感できます 一方、本日の石川県のコロナ感染者数は過去最高の40名だとの速報がありました。感染者数の棒グラフも右肩上がりの状態です。一夜明け背を伸ばすたけのこですが、コロナ感染者の棒グラフ、こちらはどうも切り倒すことはできない様です....。

コロナワクチン接種予約
佐保姫のかいな辺りに注射痕 金沢のワクチン接種方法が発表されました。以下の3通りです。 1.金沢市のLINE公式アカウントから予約
2.金沢市コロナワクチンコールセンターへ電話
3.接種実施医療機関に直接予約 ところが、勇み足気味に連日、予約したいと電話がクリニックにかかってきます。そのため、テレビ、新聞を通じて広報がなされております。
「5月6日までは、医療機関への予約に関する連絡はお控えください」当クリニックでも実践しております。今しばらくお待ち下さい。


二人会
名人の高座に咲きし「あずみ」華 昨日、円楽・たい平、二人会に行ってきました。テレビ番組「笑点」でもお馴染みの人気・実力ともに兼ね備えた落語家二人です。 三遊亭円楽は楽太郎を改め、師匠の名跡を継ぎ六代目三遊亭円楽を襲名しました。知的なセンスと切れのある笑いにますます磨きがかかります。 林家たい平は林家こん平に入門し、元気一杯の表情豊かな高座で、大いに魅力を放つ噺家です。 そして、林家たい平に弟子入りし、三味線を弾きながら漫談を繰り広げる林家あずみが、二人会の高座に華を添えていました。


休日当番医
ランチより高くつきたるアニサキス 本日は、当クリニックの休日当番医です。午前中に胃アニサキスによる胃痛の患者さんが1名来られました。 胃アニサキスは、食後数時間以内に腹痛、吐き気・嘔吐などを伴って発症します。今日の患者さんは、昨日のランチにイワシの寿司を食べたそうです。 この激しい痛みの原因は、アニサキスが胃粘膜に噛みついた物理的刺激と、アニサキスが分泌する物質のアレルギーによる刺激だと言われています。 胃カメラ検査でアニサキスを発見した場合には、その場で内視鏡の先端から鉗子を出し、取り除きます。保険点数上は、内視鏡的胃内異物摘出術となり、手術手技のため少々割高となります。


枝垂れ桜
姥桜咲きて老後の思ひ多々 実家近くにある超有名なお花見スポット「古永建設しだれ桜園」へ行ってきました。 庭園内には、しだれ桜をはじめ、ソメイヨシノや菊桜、八重桜など、10種類以上の桜が約150本も植えられているのだとか。 この美しい庭園を30年という長い時間をかけて造られたいうことです。また、惜しげなく無料で開放される心意気も素晴らしい。 今が見頃とばかり、小雨にもかかわらず、お花見を楽しんでいる方々が沢山いらっしゃいました。マイクロバスで訪れた老人会風の人たちも桜を背景に記念写真を撮っておられました。