兼六園の花見
持ち帰るものの一つに花だんご 水戸の偕楽園、岡山の後楽園と並ぶ日本三名園の一つが、石川県の「兼六園」です。昨日、花見に行って参りました。 兼六園はなんといっても桜です。その年の気候で開花時期はずれてしまうのですが、今年はここ一週間が見頃です。...
のどぐろ
のどぐろや腹は白身でほっとする 昨日、ふるさと納税で得た宿泊クーポンで、実家近くの温泉宿に行ってきました。夕食で振舞われた魚はのどぐろです。のどぐろは北陸原産の白身魚で、鱗は鮮やかな赤色をしており、標準和名は「あかむつ」という魚です。のどぐろの口を開けてみると、中が真っ黒に...
森林公園
落椿程よき距離を保ちつつ 春の到来を実感すべく、近くの森林公園に出向いて来ました。自然観察や多様な風景を楽しむことが出来きる場所ですが、今日は少々肌寒く、春の季語にはなかなか出会えません。 公園入口の施設もコロナ感染対策で、一部の施設については、使用中止、人数制限などの利用...
日永
月月火水木金金日永です 春になって、ああ日が長くなったなと感じるその気分を俳句では「日永」という季語にしています。 いろいろな行事が重なり、あっと言う間に一月は終ってしまう。すぐに節分、立春。三月には人事異動が気になり、学生は入試や卒業を控えてばたばたします。...
青空の下紅梅見頃
あおあおと空やさしくも梅の香 今朝の新聞に、小松天満宮で紅梅が見頃との報があった。好天にも恵まれたため、今日さっそく出掛けることにした。 小松天満宮の祭神は菅原道真公。前田家は菅原道真を祖先と称したため、京都北野天満宮から御祭神を遷座する事ができたらしい。...
大坂なおみ、全豪オープン優勝
大坂の強烈リターン春一番 大坂なおみが、全豪オープンで2年ぶり2度目の優勝の快挙を成し遂げた。ジェニファー・ブレイディを6-4、6-3で下し、4大大会通算4度の優勝となった。 大会後の対戦相手二人のコメントがいい。大坂のコメント「私のチームに感謝したい。隔離生活でも協力して...
雪解
駆け上がるやうにも見えし雪解水 雪国に春が訪れ、冬の間に降り積もった雪がとけていくことを雪解と言います。 雪解は雪融けと表記することも可能ですが、俳句においてはもっぱら「雪解(ゆきげ)」の方が用いられてきました。 今年の豪雪からの解放感は、雪解と表記しなければ表現できないこ...
死神
「死神」の落ちなど知らぬ受験生 週末、立川志らくの独演会に行ってきました。演目は「死神」。元はヨーロッパのグリム童話の話を初代三遊亭圓朝が日本に輸入し翻案したものと言われています。 資格もない人間が医者になるという突拍子もない話ですが、江戸時代では、医者になるのに資格は無く...
節分
立春や今年ばかりは動く季語 2021年の「節分」は、124年ぶりに「2月2日」になります。地球が太陽の周りを1周するのにかかる時間は、厳密には365日ではなく365日と約6時間になります。 わずかなズレを調節するためにうるう年がありますが、地球が立春の位置を通過する時間単位...
大栄翔初優勝
初場所や平幕平易に勝ち名のり 大相撲初場所で西前頭筆頭の大栄翔が初優勝を飾った。「優勝できたことの実感がわいて、うれしく思いました」と翌日の弁である。 初場所を振り返えると、両横綱が不在の中、初日の朝乃山から大関戦3連勝、7日目までに三役以上を総なめして主役に躍り出た。...