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青空の下紅梅見頃

あおあおと空やさしくも梅の香

 今朝の新聞に、小松天満宮で紅梅が見頃との報があった。好天にも恵まれたため、今日さっそく出掛けることにした。

 小松天満宮の祭神は菅原道真公。前田家は菅原道真を祖先と称したため、京都北野天満宮から御祭神を遷座する事ができたらしい。

 菅原道真が大宰府に左遷されたとき、邸宅に植えてあった梅に「東風吹かば 匂ひをこせよ 梅の花 主なしとて 春な忘れそ」と詠んだのは余りにも有名。

 小松天満宮には紅白合わせて約60本ほどの梅が植えられていて、ほんのりと梅の香を漂わせる。一方、参道には芭蕉の句碑「あかあかと日はつれなくも秋の風」があった。果たして、芭蕉はこの句をこの地で詠んだのだろうか?

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