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金沢百万石まつり


 本日は、城下町金沢を舞台に、勇壮かつ華麗な「金沢百万石まつり」が開催されました。加賀藩祖の前田利家公が天正11年(1583年)6月14日に金沢城に入城し、金沢の礎を築いた偉業を偲んで行われます。メインイベントの「百万石行列」では、約4時間にわたって豪華絢爛な行列が市内を練り歩きます。/genre css[if lt IE 6]> <link rel="stylesheet" href="https://s.yimg.jp/yui/jp/tmpl/1.1.0/yjTmplIE5-min.css" type="text/css" media="all"> <![endif] OGP

EndFragment1年前のこの時期、開業の”か”の字も頭にありませんでしたが、本日は診療後、クリニックから徒歩5分の武蔵が辻交差点まで出かけ、久々に行列を見て参りました。お目当てのお松の方役の佐藤藍子さん、主役利家役の保坂尚希さんの行列を見届け帰宅しました。

 戦国時代を巧に生き抜いたのが、前田利家公ですが、現代版国盗り合戦はとりわけ将棋の世界でしょうか?今、将棋界で脚光を浴びているのが、中学生3年生の最年少プロ棋士藤井四段です。彼の落ち着いた言動には、驚きどころか怖さすら感じられます。20連勝を達成した後の言葉、「きょうも厳しい将棋でしたし、本当に自分の実力からすると僥倖(ぎょうこう)としか言いようがないものだと思います」。14歳の中学生が”僥倖”という言葉を使えるでしょうか?大人でも耳にしない言葉です。現代の14歳の男の子なら”超ラッキー”とでも言いそうなもなのですが...。やはりモノが違う感じがします。

 ちなみに、僥倖とは「思いもよらない幸い、偶然に得られる幸運、またそれを求めること」という意味です。プロ野球の野村元監督の名言に「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」というのがありますが、さすがに20連勝は不思議の勝ちと言う訳にはいきません。敗戦した20名の棋士にとっては、不思議の負けではなかったはずです。

 当クリニックも4月からフルオープンし、2か月が経過しました。”僥倖”に頼ることなく、コツコツと努力して行くのも一つの価値でしょうか。

価値に不思議な価値はなし 

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