蛇の目傘

春時雨演歌まじりの蛇の目傘

 先日、温泉旅館の夕食会場で、対の蛇の目傘を見ました。太い円が広がり、この模様が蛇の目(へびの目)に見えるところから「蛇の目傘」の名が生まれたとか?

 蛇の目傘は、江戸時代に歌舞伎の小道具として使われた事をきっかけに、流行しました。神の使いの蛇の目(へびのめ)をかたどったことから、魔除けの意味も込められてきました。

 また傘を広げると、末広がりの形から、降り注ぐ困難から守り、一つ屋根の下末永く幸せにという思いも込められ、縁起がいいことから、祝い事や嫁入り道具の一つとしても用いられてきました。

 今回の蛇の目傘は、どうも紅白の夫婦傘の様です。「先に行くから付いてきな そっと後から見守って 黙った目元に微笑みが 二人三脚手を添えて こんな人生夫婦傘」.....北島三郎の「夫婦傘」の一節でした。