大型台風接近
大型で非常に強い台風10号は鹿児島県の奄美大島に最接近しています。台風の接近に伴い、明日にかけて近年にない大規模な災害が発生しうる状況です。
すでに避難のための移動が難しくなりつつあります。気象庁は、身の安全を最優先に台風が過ぎ去るまでの警戒を呼びかけています。
秋の暴風を野分と呼び、俳句では盛んに使われてきた秋の季語です。立春より数えて二百十日から二百二十日の頃(現在の9月1日~11日頃)によく吹くとされているので、多くは台風を指していたと考えられています。 ただ、野分を用いた俳句を鑑賞する場合には、「野分イコール台風」ではなく、「野分とは台風やそのほかの要因で吹く秋の暴風全般である」という捉え方で、その句を読むべきであろうといわれています。今年は台風共々、疫病の新型コロナウイルスが猛威を奮っております。