さいたさいたチューリップの花が
「さいたさいた チューリップの花が ならんだならんだ 赤白黄色 どの花みても きれいだな ♪」
我が家の玄関先にも、チューリップの花が咲きました。どの花もみんな色は違っており、微妙なソーシャルデイスタンスの距離で咲いております。 「どの花みても/きれいだな」という歌詞については、「なにごとにも良いところがあるものです。とくに、弱いものには目をくばりたい」と作詞した近藤さんは語っています。
作詞された昭和5年といえば、すでに日本が悲惨な第二次世界大戦への助走をはじめていたとても不安な時代でした。「博愛、真摯な愛、愛の告白、不滅の愛」という花言葉があらわす通り、チューリップは人びとのあいだに愛をはこんできた花であり、平和を願う花として育てられてきた花なのです。世はコロナ禍の状態にあり、見えない敵との戦争状態と表現する人もいます。何としてもこの不安な時代を乗り越えたいものです.....。