タケノコ掘り
春が旬の野菜といえば、土の中から頭を出したタケノコ。“タケノコ掘り”が、今年はどうやらピンチのようです。そのワケとは、タケノコには表年・裏年と言って、多く出る年と出ない年が、ほぼ交互になっています。今年はその裏年にあたります。
どうして、表年・裏年があるかと言うと、いくつかの原因があるらしい。台風、豪雪などで親竹が痛めつけられて芽が出来なかった場合、芽が出るとき干ばつで、地中の水分が不足し、芽を出す地下茎が伸びなかったりした場合、ちゃんと親竹を残していなかったとか、施肥管理を怠った場合なども考えられています。
実家の竹やぶもゴールデンウイーク期間中は不作だと聞いていましたが、今頃になってにょきにょきと顔を出していると連絡を受け、昨日の午後、毎年恒例のタケノコ掘りに行ってきました。
香り際立つ炊き込みご飯や、触感と風味豊かな天ぷら、柔らかく煮つけた土佐煮など、さまざまな食べ方で楽しめるタケノコですが、昨日はそこそこの収穫を得ましたので、今日は知人におそそわけしようかと考えております.....。