新元号
本日より、元号が平成から令和に代わります。大化から数えて248番目の元号らしい。国書からの選定は国際社会がグローバル化する中で日本の文化、伝統に目を向ける一つのきっかけになります。
単に日本の元号だから日本の古典からとるのが許容できるということではなく、積極的な意味で時代に合った元号の選び方が必要だった。万葉集の時代はグローバルな時代だったらしい。現代と通じる時代の文化という切り口で考えれば典拠が国書ということも説明できるのではないか?
明日、5月2日は「八十八夜」にあたります。農業に従事する人びとが多かった昔の日本社会では、ちょうどこの頃が種まきや田植えの準備、茶摘みなど春の農作業を行う時期にあたりました。幸運を呼ぶとされてきた「八」の字。その「八」の字が二つ重なった「八十八夜」は、それだけに縁起のいい日と考えられていました。
平和国家日本としてこれからも確かな道を歩むということが天皇陛下や国民の決意です。末広がりの姿「八十八夜」を明日に控え、凛とした響きの「令和」の文字は、新しい御代にふさわしい命名だと再認識したいものです.....。