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俳句と認知症

  • hkimura4
  • 2021年11月9日
  • 読了時間: 2分

 人気バラエティ番組「プレバト!!」で、有名人が読んだ俳句を厳しく評価・添削する姿が人気の夏井いつきさん。番組出演のほか、全国各地で俳句の授業を開催するなど、パワフルに活躍されています。夏井さんによると、俳句は認知症予防に役立つと言う。予防じゃなくて治療に使っているという声もあるらしい。

 最近のとある句会での出来事である。この句会は、参加者が投句後短冊に他人のものも含めアトランダムに清書し、それぞれを廻し見し、選句を行うシステムである。駆け出しの身としては、瞬時に選句するのが困難なため、1枚ずつスマホで写真に収めて選句しようとしたのだが、頭の固い面々には不謹慎極まりないらしい。当日注意してくれればいいものを、後日連絡があり即刻退会!(まあ、小生の意志ですが.....)

 俳句をやって悪い事って何ひとつないはずなのだが、たかが俳句、されど俳句!まあ、小生が悪いのは間違いないのですが、そろそろ認知症状がでてきそうな面々!もう少し頭を柔軟にしてはいかがなものか?

 小生も、訪問診療先の老人に認知症防止にと、俳句を作ってもらっています。昨日の訪問先では、二句作ってありました。一句目は季重なりもありましたので、プレバト風に小生なりに添削してみました。それが、冒頭の句です。二句目は、「柏餅やって来たのにケチ野郎」を「柏餅賞味期限かケチ野郎」と添削。「ケチ野郎」が効いてますね....。92歳の翁の作品であります。

 
 
 

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