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現代俳句協会

  • hkimura4
  • 2021年11月9日
  • 読了時間: 2分

 現代俳句協会は昭和22年9月に創立された全国的な俳句団体です。現在会員数は約6,200名、有季定型で作る人たちのほか、有季・無季を問わず定型で作る人、さらには口語書きや自由律で作る人まで、さまざまな俳句観の人たちが集まっています。全国には42の地区組織があり、会員の皆さんは、それぞれ在住地域の地区組織に属し、交流を深め、活動しています。

 最近参加させて頂いている句会の方々のお誘いもあって、本日現代俳句協会の申し込み手続きを完了いたしました。その現代俳句協会の今月のコラム欄にこんな掲載がありました。 ”「谷に鯉もみ合う夜の歓喜かな 金子兜太」 兜太自身色紙によく書く句。今日多くの人の眼に触れている。エネルギッシュな印象もあいまって、「性的なほのめかしも感じられる」との評も見受けられる。しかし、それは違う。この句は性歌なのである。1960年代の熱気が性の表現を越えて伝わってくるのである........。”

 毎月第1週目の木曜日の晩には石川県の地区組織としての俳句の研修会が行われております。この春亡くなった兜太先生を偲び、その追悼句を投句される人も多い。一人3句投句が原則です。明日が6月の句会となりますが、一足早く小生の一句を披露させて頂きます。「金はゆる子兜むしのつの太し 村木ノブヒロ」。ちなみに小生の俳号は”村木ノブヒロ”であり、金子兜太のもじり句であります。

 カレンダーが 6月に変わりました。6/1といえば、衣更えの日。制服のある仕事にお就きの方や学生などはこの日から夏服に替わるというところも多いはずです。そこで、兜太の性的なほのめかしが感じられる句、「谷に鯉もみ合う夜の歓喜かな」にちなんで小生も表題句を詠ませて頂きました。こちらは、兜太の句に比べれば随分とおとなしい句ですが.....。

 
 
 

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